やまとおとめが大切にする奉納の心構え

私たちが全国の神社で「奉納」を始めてから、10年以上の歳月が流れました。

始めた当初は大変珍しいことで、私自身も特別なご縁をいただき、ご紹介から始まった活動です。昨今では多くの方が「奉納」に興味を持つようになり、嬉しく思っております。

今回は、私たちが考える「奉納」の大切な心構えについてお話しいたします。
奉納とは「やんごとなき方のお宅訪問」
私たちが考える奉納とは、「神様のお家にお邪魔して、日頃の感謝をお伝えすること」です。

そう考えると、手順は「大切な方のご自宅を訪問する時」とまったく同じです。特別なことではなく、人として当たり前の礼儀がそこにあります。

目次

1. ご挨拶と事前の準備日取りの調整

事前にお電話等で伺う日程を決めます。最初のご挨拶:できれば初回は、ご縁を繋いでくださった紹介者様と一緒にご挨拶に伺います。奉納の相談:数回のご挨拶を重ね、信頼関係を築いた上で奉納のお願いをします。詳細の決定:奉納日の決定、玉串料のご相談、演目や奉納者情報の共有などを丁寧に行います。前日のご挨拶:初めて奉納する神社の場合、やまとおとめでは極力前日入りし、個別に静かにご挨拶に伺うことを大切にしています。

2. 当日の心構えと身嗜み心身の潔斎

奉納日の3日前から1週間ほど前から潔斎(けっさい)を行い、心身を清めて当日を迎えます。時間厳守:神聖な約束の時間に遅れることはありません。参拝者への配慮:境内を歩く際は、一般の参拝者様のご迷惑にならないよう静かに移動します。

3. 場所をお借りする礼儀静寂の中での着替え

心を落ち着け、静かに身支度を調えます。

「来た時よりも美しく」:参集殿などをお借りした場合は、お借りした当初よりも美しい状態にしてお返しします。

清掃とゴミの持ち帰り:原則としてゴミはすべて持ち帰り、可能であれば自ら掃除を行います。

「奉納」と聞くと難しく感じられるかもしれません。しかし、「目上の方や、大切な方のお宅を訪問する時の礼儀」と置き換えてみると、すべてが納得のいく当たり前の行動へと繋がります。

やまとおとめは、これからも神様への敬意と感謝、そして人としての礼節を何よりも大切に、奉納を続けてまいります。

【好評】やまとおとめの巫女舞教室・披講教室

やまとおとめでは巫女舞教室・披講教室を開催しています。

スタジオコース(東京)・オンラインコース(日本全国受講可能)も開催しています。

初心者向け講座からプロフェッショナル向け講座まで幅広くご用意。

巫女舞教室は神社の拝殿・神楽殿で手続きを経た正式な舞奉納も体験可能

披講教室は披講を宮中歌会始に準じた本格的な所作や古の旋律を実践的に習得

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この記事の執筆者

いとうひさののアバター いとうひさの やまとおとめ代表

やまとおとめ 代表 
一般社団法人 日本歌舞振興協会 代表理事
巫女舞・披講歴11年以上・クリスタルボウル演奏歴19年以上
現在は「巫女舞・披講」を中心に日本伝統文化の伝承と普及活動中。自ら日本全国及び海外での神社で奉納奉仕・文化交流イベントでの公演の傍ら、東京・表参道稽古、オンラインにて巫女舞教室・披講教室を運営・指導を行う
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